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【運命の日】 
「今日はセンター試験か……お前も受験思い出して懐かしいだろ」
「ははっ。勉強ばっかりであんまり楽しい思い出とは言えないですけど。あ、でも……」
「どうした?」
「……受験の帰りに、良いものを見たんです」
「良いもの?」
「みんな忙しそうに足早に通り過ぎていく中、足の悪そうなおばあちゃんに声をかけている一人の警察官の方を見ました。不安な顔から一気に安心したような顔になったおばあちゃんを見て……こんな世界があるんだと」
「それでお前の進路が決まったってことか。その人に感謝しないとな」
「はい!ありがとうございます!」
「おいおい俺にお礼言っても意味ないだろ」
「……その警察官の方にとっては覚えてないぐらい当然の親切だったかもしれません。でも僕はずっとその方が忘れられなかったんです」
「そうか。ならその人といつ会っても恥ずかしくないように頑張れよ」
「……はいっ!」
このシチュエーションに萌えたら